今回は、「アキレス腱炎に対するkager’s fat pad」についてお伝えしていきます。

 

アキレス腱、長母趾屈筋、踵骨近位部の空間にはkager’s fat padと呼ばれる脂肪体が存在します。

 

この脂肪体の役割は、血管や神経の保護に加えて、アキレス腱下の滑走性維持やアキレス腱付着部の圧縮力の軽減等になります。

 

そのため外傷やover useにより、この脂肪体が拘縮すると、アキレス腱の滑走性低下やアキレス腱付着部へのストレスが増大し、アキレス腱炎の発祥や回復を阻害します。

 

臨床でもエコーを用いて観察すると、kager’s fat padの拘縮や滑走不全を呈しているケースは多く見られます。

 

アキレス腱炎に対して、筋腱へのアプローチだけではなく、この脂肪体へのアプローチを加えることで改善を図れるケースも経験します。

 

触診・アプローチ方法は動画でお伝えしていきます。