本日は、肩甲骨上方回旋を制限する下角付近の筋の触診についてお伝えします。

肩甲骨は、右肩甲骨を例に挙げると、上角が脊柱に接近するように反時計回りに関節窩が上方を向くように動いていきます。
下角付近には、僧帽筋広背筋が付着し、両筋が重なり合っているため、制限因子となることが多く感じられます。
下角付近で、両筋は広背筋が下に位置し、僧帽筋がその上に位置するようになっています。
この部分で両筋が癒着していると、肩甲骨の安定性を図るための出力も低下し、肩甲骨のマルアライメントなど生じている可能性があると考えています。

【触診方法】

広背筋

  • 肩甲骨下角の高さにTh7があり、そこを確認する
  • Th7と肩甲骨下角、腋窩をイメージした線上に広背筋上縁があり、そこを触れる
  • わかりづらい場合は肩関節を伸展してもらい、収縮を確認する

僧帽筋下部線維

  • 肩甲骨内側縁を確認し、肩甲棘を見つけ、3横指外側を確認
  • Th12を触れるが、棘突起を探していくコツとして、腰椎棘突起は大きく、胸椎棘突起は大きさが小さくなるため、大きさの変化があったところがTh12となる
  • 肩甲棘3横指外側とTh12を結ぶ線上に位置するため、触れていく
  • わかりづらければ、肩関節を挙上してもらうと筋腹を確認できる

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。