本日は〝肘内側筋の出力評価〟をお伝えしていきます。

 

前腕屈筋群による肘関節内側の安定性がない場合、尺側(小指側)の安定性が低下し、回内優位となり、橈側(母指側)を優位に使う傾向があります。

 

この場合、投球であれば肘外反ストレスを受けやすく、第1〜第3指を使いすぎるため長・短橈側手根伸筋にストレスが加わりやすく肘外側上顆炎のリスクも高まると考えます。

 

肘関節疾患の改善には、前腕屈筋群(特に尺側手根屈筋・浅指屈筋)による肘内側の安定が必要になります。

 

<出力評価方法>

 

①  第4・5指のPIP・MPを屈曲し抵抗をかける。健側との左右差や抵抗に負けてしまう場合、肘内側筋の出力低下を疑う。

 

②  前腕最大回内位から回外抵抗に対し保持できる。肘関節屈曲位と伸展位で評価する。手関節による代償や伸筋による回内代償に注意する。保持できない場合、肘内側筋の出力低下を疑う。