本日は、“上腕骨上方変位・前方変位の改善方法”についてお話させて頂きます。

 

 

骨頭が動作開始時から求心位を取れていなければ、肩甲上腕関節の問題となる可能性は大きい

ので必ず改善していきます。

 

 

治療ポイントを下記にまとめます。

 

三角筋・大胸筋間

棘上筋付着部

上腕二頭筋短頭・烏口腕筋間

上腕三頭筋長頭腱付着部

 

 

続いて改善方法になります。

 

 

RIOSベーシックの体幹・上肢治療セミナーにも出てきます。三角筋胸筋三角を触診し

三角筋前部と大胸筋鎖骨部間を剥がすようにリリースをします。

 

 

②棘上筋付着部ですが、大結節・小結節の上端を触れる意識で触診していきます。

まずは肩関節を内転させながら伸張される腱の緊張を確認し、内転での伸張を加えながら下方

へ引き出すようにリリースします。内転が改善してきたら、徐々に伸展と外旋、伸展と内旋を

加えていきます。内転・伸展+回旋を入れることで肩峰下から大結節を引き出すように腱を

伸張しつつリリースしていきます。また棘下筋上部線維も大結節後面に付着しますので内転・

伸展+内旋を加えてリリースしていきます。

 

 

③上腕二頭筋短頭・烏口腕筋間ですが、1st ERで制限されることが多いと感じています。

リリース方法は二頭筋短頭を触診し、烏口腕筋との筋間を触診します。滑走不全は近位側に

多いと感じていますので筋間近位部で滑走不全を改善していきます。リリース方法は、烏口

腕筋から二頭筋短頭を離す、持ち上げるようなイメージを持ってリリースします。

また、烏口腕筋には神経も走行していますので注意します。

 

 

④上腕三頭筋長頭腱も、上腕骨の上方変位させる要因になります。

長頭腱の付着部には三角筋後部、大円筋、小円筋など多くの筋と重なり合いますので滑走不全

が生じやすい部位と感じています。リリースは筋間に入る場合と、長頭腱付着部の深部を

リリースする場合があります。

 

この内容は

アスリートRIOS新制度

運動器疾患アドバンス上肢セミナー(臨床向け)で詳しくお伝えします。

 
本日も、最後までお付き合い頂きありがとうございました。