今回から数回にわたり、投球動作について考えていきたいと思います。

 

小学生から高校生の投球障害と向き合い、感じていることを配信していきます。

 

 

【軸足で立つ】とは…

 

ここをテーマに考えていきたいと思います。

 

 

投球動作は、足関節・足指から始まり、手関節・手指に終わる

一連の運動連鎖で遂行されます。

そのため、肩・肘に痛みが生じても原因は違う部位

もしくは前のフェーズにあることが容易に想像されます。

実際の投球障害の選手を診ても、肩・肘の痛みは結果的に

生じていることが多いと感じています。

 

 

小学生から高校生の選手を診るにあたり、多く共通していることは

“そもそも、きちんと軸足で立てない”ということです。

“きちんと軸足で立つ”ということはワインドアップ

つまり投球動作のスタートとも言えます。そのフェーズで崩れてしまえば

次のフェーズで何らかの問題が起こりやすくなります。

 

中には、投球動作の途中から器用に動作を修正できる選手もいますが、出来ない選手がほとんどであり、多くの場合、崩れた動作を代償するため痛みが生じていると思われます。

 

では、実際にどのような立ち方が問題になるか、考えてみたいと思います。

 

【多くみられる問題になる立ち方】

 

痛みを抱える選手の立ち方で多く見られるのは、

 

①    骨盤後傾や骨盤前方変位を伴う後方重心

 

②    不安定性を代償してのデュシャンヌ様

 

③    同じく不安定性を代償してのトレンデレンブルグ様

 

この中で①は、ほぼ全選手にみられ②・③は選手の足関節などの

機能に伴い代償の仕方が分かれてくると思います。

 

次回は【次のフェーズに与える影響ときちんと立つ条件】

についてお話させていただきたいと思います。