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こんにちは!

さて前回から2回に分けて、『怖くて走れない』と訴えた前十字靭帯(以下ACL)術後のリハビリテーションについて発信させていただきました。

・下腿内旋制限

・ハムストリングスの相対的な内旋

これが『怖くて走れない』と訴えてきた患者様のチェックしておきたい機能でしたね。

では今回はACL術後にみられる、立脚期での軽度膝屈曲位での歩行について発信していきたいと思います。

単純に術後早期であれば、痛みによる疼痛抑制で膝伸筋群の筋力発揮が困難なケースから起こることもありますが、痛みが落ち着いてきても上記の跛行を呈していることがあります。
この場合、SLRを評価してみて下さい。
通常であれば、SLRに伴い、大転子は若干後方に移動します。
しかし、このケースでは大転子が前方に移動してくる場合が多くあります。
これがなぜ歩行時の軽度膝屈曲位に繋がるかというと、遊脚後期でのハムストリングス伸張性の低下が関連していると考えられます。

脚を降り出した際に、大転子が前方に移動することでハムストリングスの緊張が高まり、足を床に接地する時には、軽度膝屈曲位となっているということです。

さらに大転子が前方に移動するということで大腿内旋アライメントを呈している可能性もあります。
軽度膝屈曲位となること膝前面にストレスが加わるだけでなく、踵接地ができず足部の剛性が低下するという弊害も起こってきます(足部についての詳細は次回以降に説明しますね)。

これは早期に修正したいポイントですね!

治療ポイントは、臀筋や大腿筋膜張筋周囲となります。
RIOSではその筋間を攻めるテクニックがありますのでそれでいきます。
これは術後早期のSLR自体が困難な患者様にも使用することができ、大転子の前方移動を修正することで、SLR不可から可能に変わる経験をしました。

是非、評価してみて下さい。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。