こんにちは!

前回、全身は膜で覆われており、1つの文節の動きでも、他関節からの影響を考慮する必要があるということを発信させていただきました。

今回からは局所にフォーカスを当てて、発信していきたいと思います。

本日はscrew home movement(以下SHM)について紐解いていきましょう。

SHM…、なんか響きがかっこいいでよね!
学生でもほぼ100%、それがどのようなものなのかを答えることができると思います。
おさらいですがSHMとは膝関節の終末強制回旋運動であり、膝関節最終伸展時に脛骨が大腿骨に対して軽度の外旋運動を起こす現象として知られています。
しかし、それがどうして起こっているのかと問うと、答えられない方も出てくるのではないでしょうか?
私は、先輩に質問されてわからなかったことがあります。苦い経験です。

ではどうして起きるかですが、大腿骨内側顆は外側顆よりも長く、膝伸展に際して脛骨が動くときに、先に外側顆の有効関節面が全て使われ、最終伸展に向かって内側顆の有効関節面が全て使われることにより、脛骨の外旋が起こると言われています。

また、前十字靭帯などの靭帯も膝伸展最終域に近づくにつれて緊張し、脛骨を外旋方向に誘導します。

こうしてSHMが起こり、この動きは膝の最終伸展にかかせないものとなるのです。

では荷重下ではどうでしょう?
下腿は足部を介して地面に固定されているので、外旋は困難ですよね。
しかしSHMの動きが起きないと膝は伸展しきらない…。

そこで起こるのが大腿骨の内旋です。
足部を介して固定された下腿は動かず、大腿が下腿に対して内側に捻られていきます。

このような上行性の連鎖が起こり、膝は荷重下でも伸びきることができるのです。

臨床経験上、膝に問題を抱えてくる患者様は、なにかしらの問題で大腿が内旋できずに荷重下で下腿を強引に外旋させているケースが少なくありません

次回はその大腿が内旋できない要因について考えていきたいと思います。

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。