本日は、腰椎安定化のメカニズムについて考えてみたいと思います

前回は、腰椎の安定化には、腹横筋の関与が大きく、腹横筋の機能は走行線維によって違ってくるとういことをお伝えしました。

 

 

腹横筋は、起始を肋軟骨、胸腰筋膜、腸骨稜に持っています。

その中でも、胸腰筋膜に付着する線維が重要になってくると考えます。

この、胸腰筋膜ですが、前方、中間、後方と3つの線維で構成されています。また、脊柱起立筋を包んだり広背筋大臀筋の起始となったりと様々な役割を果たしています。

 

 

腹横筋が腰椎の安定化を果たすためには、この組織の中間、後方線維が重要になると考えます。

それは、この線維を介して腹横筋が腰椎に付着しているからです。

 

 

中間線維は、横突起に付着を持っていることから、前額面上の安定化に関与しています。例えば、側屈など行うと、側屈側の線維は収しますが、対側の線維は緊張を増すことで、腰椎の前額面上の安定化を図る機能を発揮していると考えます。

 

 

後方線維は、棘突起に付着を持っていることから、矢状面上の安定化に関与しています。例えば、腹横筋の収縮により後方線維が側方へ引かれることで、棘突起間には、近づく力が作用し、その結果、矢状面上の安定化を図る機能を発揮していると考えます。

 

 

上記2つの線維が、腹横筋の作用により、緊張を増すことで、腰椎間のアライメントのバランスを維持し、安定した姿勢を保つことが出来るのではないかと考えます。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。