今回は、

『脊柱・骨盤帯のアライメントを評価する際の手がかり』についてお伝えします。

 

 

腰背部痛の対応をする際、選手が痛みを訴える姿勢や動作の情報は非常に重要です。スポーツでは種目に特異的な動作を頻回に行うことが多く、姿勢や運動の変化による脊柱、骨盤帯の可動性の減少や筋活動の変化がわずかであっても結果として局所にストレスをもたらしやすくなると考えます。

そこで、脊柱・骨盤帯を評価するうえで、姿勢にどのような特徴があるのかをお伝えしたいと思います。

 

 

【チェックポイント】

・  矢状面上のアライメント:脊柱の異常な弯曲がないかを確認し、どういう動作で痛みが出るか、どこの筋が拘縮しているかなどの予測を立てます。

・  前額面上の左右対称アライメント:左右の偏りにより荷重バランスが増大し、腰背部痛につながることも考えられます。

脚長差により、骨盤は脚長が短い方が下制し、寛骨の前傾が強まります。

骨盤の変化に伴い、脊柱は下制側が凸の側屈を呈し、胸郭は挙上側へと偏位します。

※  脚長差は下肢の可動域制限や筋力低下などにより生じる機能的なものと考えます。

 

 

上記のように、連鎖的に姿勢が変化し、メカニカルストレスが生じ、疼痛や機能低下につながると考えますが、スポーツによって競技特性も違うので、一概に全て同じように行くとは限りませんが、一つの手がかりとして考えられると、スムーズに評価しやすいと考えます。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。