今回は胸郭拡張性拡大のエクササイズについてご紹介します。

 

 

胸郭は胸椎の運動に密接に関係しています。腰椎を動かすと、胸椎も動いてきますが、胸郭が動かないと胸椎の運動は制限され、腰椎に過剰な負担が生じてきます。

 

 

胸郭が閉鎖することで、胸郭より上位は伸展が制限され、円背姿勢となり、オーバーヘッドスポーツでは肩関節の障害であったり、一般の方でも、不良姿勢による肩こりや頸部痛を誘発すると考えます。

腰部では、過剰な前弯強制による腰痛、また、前弯消失による骨盤後傾を助長し、外側荷重などの要因となり、不定愁訴を訴えるということも考えられます。

胸郭が拡張することで胸椎が伸展し、腰椎に集中していた緊張が分散され、症状が緩和するということをよく経験します。

 

 

そこで、胸郭拡張性を拡大するエクササイズをご紹介したいと思います。

 

【方法】

・  背臥位となり膝を立て、鳩尾に左右から指をしっかりと引っ掛ける。

・  胸郭は動かさず、下肢と骨盤を左右に倒す。

・  胸郭が下肢につられて動いてくるため、指でしっかりと固定し、大きく外側に広げるイメージを持つ。

・  鳩尾から、下位胸郭まで場所を移動させながら行う。

・  リズムよく2分くらい繰り返す。

 

※  前後評価として、以前お伝えした胸郭拡張性の評価や、パピーポジションにてどれだけ体幹を伸展できるかなど評価するとよいかと思います。

 

 

胸椎の伸展の他、腸腰筋の緊張緩和や、骨盤前傾が取りやすくなり、内転筋の促通が起こり、より身体の中心を意識しやすくなるのではないかと考えます。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。