『的確なライディングポジションを作る』

 

 

前回は、スノーボードをはじめとする横乗り系スポーツとフィールド系スポーツの違いについて発信させていただきました。

 

 

 

横乗り系スポーツは、

非日常の動きであり、絶えず重心が基底面から外れないようにすることが要求され、的確なライディングポジションを取ることで、ジャンプ力UP、安定性UP、メイク率UPに繋がっていく

といことでしたね。

 

 

 

 

では今回は的確なライディングポジションをどのように作っていくのかということについて発信していきたいと思います。

 

 

 

まず知っておきたいこととして、

人間の身体の部位にはそれぞれ役割があり、動きに適した「可動」の関節と、それを支える「固定」の関節があるといことです。

 

 

 

 

「可動」と「固定」の関係は交互に存在していると言われています。

一般的に、

可動は、胸椎、股関節、足関節

固定は、頸椎、腰椎、膝関節

という風に分けられています。関節の構造を考えれば頷ける場所ですね。

 

 

 

 

ある関節を動かすためには、そこに連動する関節を固定しなければなりませんし、その逆も然りです。

 

ここで頭に入れておかなければならないのが、固定の関節も構造上可動することができるということです。

 

ですので、本来可動しなければいけない関節に、制限があればどうなるでしょう?

 

 

 

固定の関節が可動として働き、可動の関節ほど自由度に優れない固定の関節は、負担を溜めこんでいきます。

 

 

 

 

例にしてわかりやすいのが腰椎です。

その上下にある胸椎・股関節に制限ないし機能不全があることで、胸椎が主である回旋運動を過度に求められ、股関節屈伸運動に腰椎の前後彎が過度に求められるようになっていきます。

 

 

 

これにより蓄積された腰椎の負担は、分離症やすべり症、筋・筋膜性の腰痛を発症させてしまいます。

 

 

 

つまり「可動」と「固定」という身体の機能的な動きには、体幹の安定性が必要不可欠であると同時に、そこに連動する股関節や胸椎の可動性も極めて重要ということなのです。

 

 

 

 

よって的確なライディングポジションを獲得するには、体幹が安定し、そこに連動する各関節がしっかりと可動し、上下肢の正しい分離運動が機能的に行われていることが重要と考えます。

 

 

 

 

大抵の方は、スノーボードに乗った際に股関節と膝関節を軽く曲げたポジションを取ると思いますが、そのポジションで可動の関節がしっかりと可動できる身体環境であるかどうかを理解していなければなりません。

 

 

 

スノーボードに乗らないスクワットポジションで、胸椎や股関節がしっかりと動くか確認し、動かないのであれば、ポジションを変えて、自分にあったポジションを探してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

それはスノーボード以外、例えば高齢者が草取りをする機能的で負担の少ないポジションを見つけてあげることにもつながっていくと思います。

 

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。