皆さんこんにちは。

今回からは、脊椎の解剖、運動に迫っていきたいと思います。

どのスポーツにおいても重用視される脊椎。

スノーボードにおいても脊椎の動きはとても大事になってきます。

 
そんな脊椎ですが、
まずは頸椎の解剖からお話ししていきます。

皆さんご存知の通り、頸椎は7つの椎骨があります。あらゆる椎骨の中で最も

小さく、かつ最も可動性が大きい部位です。ですので、次のターン、次のターン

へと動くスノーボードでも頸椎の動きに連なりその下の胸椎、腰椎が動いてくる

といったように、非常に重要な部分になってくると思います。

 
早速ですが、中でもC3〜C6は典型的な特徴を持っています。

小さく長方形の椎体をもち、左右に広く出来ています。C3〜C6の椎弓根は、短く

後外側に彎曲した形状を取っています。そして、非常に薄い椎弓板が各椎弓根から

後内側に伸びて、三角形の椎孔を形成しています。

頸神経叢と腕神経叢を納めるため、頸椎の椎孔は大きくなっています。

 

連続した上下関節突起が椎間関節による不揃いの連続した柱を作ります。

各椎間関節の関節面は滑らかで平らで、水平と垂直の中間方向を向く特徴があり

ます。上関節窩は後方および上方を向き、下関節窩は前方および下方を向いて

います。

 

左右の椎弓板が合わさり、棘突起を形成しますが、棘突起は短く、二分岐性に

なっています。横突起も、前結節、後結節と分岐しており、この分岐の特徴と

して、斜角筋群や肩甲挙筋、板状筋のような筋肉の付着部となり、頸椎での特徴

となります。

 

 

典型的な頸椎は上記のような特徴を持ち、存在していますが、C1〜C2が非典型
的な頸椎として存在します。C1は環椎、C2は軸椎と呼ばれていますね。
 
環椎の主な機能は、頭部の支持です。
椎体、椎弓根、椎弓板および棘突起はなく、2個の大きな外側にある上関節突起が
前後のアーチによって結びつけられています。この関節突起が頭蓋を支持するよう
にできています。

大きく凹の上関節窩は凸の後頭顆を受けいれるために頭側に面する。下関節窩は

一般的に平らでわずかに凹である。これらの関節窩面は、水平面から約20°下方に

傾斜しています。

 
軸椎は大きく方に突き出す歯突起を持つことが特徴です。
その基盤となる高い椎体を持っています。頭部と環椎の回旋のための頑丈な垂直な
軸となります。

椎体から側方へ突出している左右の上関節突起があります。これらのわずかな凸面

を持つ大きな突起は頭側に向く水平面から約20°傾斜した上関節面を持ち、環椎の

下関節面の傾斜と適合しています。

 
また、C7も非典型的な頸椎と言われ、頸椎の中でも最大で胸椎と同じ特徴を多く
持っています。
 

まとめ

  • 頸椎は全体として軽度前彎を呈している。
  • 腕神経叢、頸神経叢を納めるため、椎孔が大きく出来ている。
  • 頸椎の基本的な動きは、水平面に対し、斜め上方に傾斜している椎間関節間の滑りと、椎間板のひずみによって生じる。
  • 環椎は輪っかのような環状を呈し、その下にある軸椎の歯突起に乗り、頭部を支持している。
  • 軸椎の歯突起を軸とすることで、頭部と環椎の回旋運動が行われ、広い可動性を有することが出来る。

 

次回は、頸椎の運動についてお話ししたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。