皆さんこんにちは。

 

前回までに、
体幹の運動時に
椎間関節面の方向に従って運動が生じる脊椎と骨盤の一連のリズムが存在し、一定の動きを
呈することによりストレスのない運動が生じている。

体幹回旋が椎間板の軸圧・剪断のストレスとなり、体幹側屈が椎間関節への接触圧を高める

ことにより、腰痛のリスクとなる。

と言うことをお伝えさせていただきました。

 

今回は、動作時の筋活動についてお話ししていきたいと思います。

 

これまでに、腰痛を有する方の筋活動について、脊柱起立筋の左右差の出現一貫性のない
筋活動パターンが出現することがわかってきています。

一度は耳にしたことがあると思いますが、脊柱の安定のための筋活動の遅延もその特徴として

挙げられています。

 

脊柱は靭帯や椎体などの静的組織の安定性に加え、筋による動的な安定性により運動が確保

されています。靭帯、椎体などの損傷により、脊柱は安定性が減少し、その安定性を補うため

脊柱起立筋は過剰に活動することを強いられます。筋活動の増大は筋スパズムを引き起こし

筋自体に疼痛を引き起こす可能性があると考えます

 

また、体幹回旋動作において、腰痛群と健常群を比較したものでは、回旋動作時に外腹斜筋の

活動が高く、多裂筋の活動が低いということが言われており、回旋時に起こる、カップリング

モーションにより、屈曲トルクも増大することから、脊柱の不安定性が増大し、組織損傷を

起こし、痛みや、動作の異常につながり、脊柱起立筋のスパズム増大に関与してくるのだと

考えています。

 
以上のようなことから、脊柱は適切な位置に存在しストレスの少ない動作を的確に行うことで、腰痛リスクの軽減や、パフォーマンスに影響してくると考えています。

また、主動作筋である、脊柱起立筋が働く前に、多裂筋など固定筋の作用が非常に重要な役割

を果たしていると考えています。

 

次回は、体幹インナーユニットの作用についてお話したいと思います。

 
最後までお読みいただきありがとうございました。