みなさんこんにちは。

今回は、脊椎の回旋運動についてお話ししたいと思います。

回旋動作についても、椎間関節の方向によって、可動性が決定されていきます。

胸部レベルでは、関節面がほぼ前額面を向いているため、左右に約30°〜35°の回旋
を生じます。
一方、腰部レベルでは、関節面は矢状面を向き、関節突起同士の接触により
5°〜7°の回旋となります。臨床上、もっと回旋しているのではないかと感じると
思いますが、これは股関節や下位胸部の運動が生じているためだと考えられます
 

日常生活やスポーツ動作において、体幹回旋運動は多く行われます。

一般的に体幹回旋動作を多く行うことで腰痛のリスクは高まるとされています。

実際にはどのようなストレスが生じているのでしょうか。

 
回旋動作を伴うスポーツは多くありますよね。
野球、ゴルフ、テニス、スノーボードなど。
このような競技動作に共通してみられるものが、意図する運動が始まる前に骨盤が
先行して回旋し、遅れて体幹が回するという特徴があります。

また、単純な水平面での回旋運動ではなく、側屈を伴った複合運動であるという

ことです。回旋運動は、骨盤から体幹までの運動連鎖で成り立っており、骨盤回旋

運動の破綻は、脊椎にかかるストレスを増大するのではないかと考えています。

 

実際に、回旋運動の際にどのようなメカニズムでストレスが生じているでしょうか。

体幹回旋時の脊柱に加わる負荷について、椎間関節での接触圧や、椎間板には軸圧
や剪断力が加わると言われています。

痛みや違和感を訴える場面として、ゴルフや野球の場合、インパクトの場面が多く、この場面に体幹回旋速度、側屈角度が最大になるとされており、側屈・剪断・軸圧・回旋ストレスが大きくなります。

 
以上のようなことから、脊柱の回旋運動の際、
体幹回旋が椎間板の軸圧・剪断のストレスとなり、
体幹側屈が椎間関節への接触圧を高めることにより、
腰痛のリスクとなるのではないかと考えます。
 

次回は操作に影響を及ぼす筋活動についてお話ししたいと思います

 
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。