今回は、下位胸郭拡張性を向上する下後鋸筋エクササイズについてお伝えします。

 

リリースや、セルフリリースにて胸郭の拡張性を広げることが出来たら、筋活動によってその可動性を維持できるように筋肉を活性化させていきます。

 

 

下位胸郭を拡張させる筋肉は下後鋸筋があげられます。

下後鋸筋は、1112胸椎曲突起から第912肋骨角に付着を持ちます。

筋の走行上、解剖学的特徴として収縮すると、下位胸郭の拡張呼吸補助として働くことが考えられます。また、体幹回旋時に下後鋸筋の筋活動が増加するとされています。

 

 

【方法】

・腹臥位にてOn elbowとなり、運動する側の上肢を限界まで前方挙上し、挙上側の上腕を見るように頭頸部を回旋させる。

 

・上肢の挙上ではなく、体幹の回旋を行い、胸郭を動かす。

 

・下後鋸筋は体幹回旋、吸気補助の役割を果たすため、動作中、息を吸いながら、ゆっくりと胸郭を広げていく。

 

 

【ポイント】

・上肢をしっかりと挙上させ、上肢の運動で代償しないように注意すること。上肢の運動では、筋活動が得られない。

 

On elbowの姿勢で脊柱をしっかりと伸展させ、腹部の緊張を除くこと。腹筋群の収縮により胸郭の拡張が妨げられてしまう。

 

・エクササイズにて、下後鋸筋の場所周囲に刺激が入ったら、呼吸中にその場所を意識して下位胸郭の拡張が生じるように練習していく。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。