ユース世代は「発育・発達の最終段階の時期」と言われております。

多くの方が思い起こすと実感があるかと思いますが、身長の伸びが止まり、逆に急激に筋力の増加がみられる時期です。

ジュニアユース世代の影響も含めた

遅筋繊維の発達に加え
速筋繊維が急速に発達し
大きな力や速い動きを必要とする運動能力が向上

していく時期です。

ホルモンなどによる内分泌系の影響もありますが
やはりこの時期に必要となるのは、筋力を強化するトレーニングです。
しかし、筋力強化と言っても、必要なのはただ負荷量を上げてガンガン筋肥大をさせていくようなトレーニングではありません。

何が必要かと言うと...
当たり前ですが、競技に必要な筋力、
そしてスピードトレーニングがまず大前提として必要となります。
(もちろん、持久力系や引き続きコーディネーショントレーニングも必要です)

筋力=競技に必要なパワーではなく、パワー=筋力×スピードで表されるからです。

もちろん、パワー=競技能力ではありません。(ウェイトリフティングなどはそうかもしれませんが)パワーの他にもトレーニングが必要な要素はたくさんあります。

まずここで一番重要なことは、そのパワーは競技に必要なものかということです。
様々なスポーツ競技別、また各選手の競技スタイル、ポジションなどによってもトレーニングすべきところ、強化ポイントが変わってきます。そのため、競技動作において向上させたいパワーは変わってくることが当然です。さらに、必要とされる筋収縮パターンによってトレーニングを変化させる必要がでてきます。

トレーナーには、
それぞれの違いを見極めて適切なトレーニングを処方することが求められます。

今の時代、誰でもトレーニングの方法は本や雑誌、インターネットなどでいくらでも探すことができます。しかし、方法を知っているからといい、そのトレーニングがその選手にとって必要かどうかは別の問題です。

競技特性やポジション、選手の身体状況を分析し、個別的なトレーニングメニューを考案し提供することが必要となるのです。