今回は第一移行期~試合期について発信していきたいと思います。

 

低負荷高頻度の競技特性と異なるトレーニングから、徐々に高負荷低頻度の競技特性に応じた

トレーニングを行っていた長い準備期を終え、迎えた第一移行期では多量のトレーニングから

高強度のトレーニングへ移行する前の小休止を意図した過ごし方をします。

 

この期は、試合が始まる前の1週間とされる例が多く、低強度または少量、あるいは低強度で

少量のトレーニングを行う時期となっています。

 

いわゆる調整段階ですね。追い込んでいた体を休め、試合に向けて心と体、そして技術を調整して

いくことが求められます。 

試合前に追い込みすぎては疲労が抜けず、一試合だけならまだしも、トーナメントなどで勝ち上がって

いったところでのガス欠を防ぐ意味でも、ここで小休止を入れてエネルギーを蓄えるものと考えていた

だければと思います。

 

そうして迎えた試合期です!

試合期の目標は、トレーニング強度をさらに増大させるとともに、トレーニング量を

さらに減少させることで、筋力とパワーをピークに高めることとされています。

 

また身体コンディションに割く時間が減少するのに比例して、テクニックやゲーム戦術に費やす

練習時間が飛躍的に増加していきます。

 

ここでトレーナーの真価が問われます!

まずは選手たちが自分の所に来てくれるかどうか

これは再三説明している選手と信頼関係が本当の意味で築けているかが重要です。

 

仮に選手が自分のところにコンディショニングを目的として来たとしましょう。

そこで知っておかなければいけないのが、試合期に落としたほうが良い筋肉の張りと、

落としてはいけない筋肉の張りをトレーナーがわかっているかといことです。

 

闇雲に筋が張っているからという理由でマッサージなどを駆使し、緊張を落としてしまったがために

パフォーマンスが落ちるという例は実際に多くあると思います。

 

また、実体験として筋腹の緊張を落としてしまうと出力が落ちますので注意が必要です。

 

さらにその緊張を取ったほうが良いか、悪いかは選手によって異なりますので、試合期までの間に

選手の張りを落としてみて、または残してみてどうだったかのデータベースが必要となります。

 

つまりは試合だけに行くトレーナーでは難しいところだと言えます。

もちろん、試合だけに顔を出すトレーナーを本当の意味で信頼してくれる選手なんていないの

でしょうけど…。

 

選手たちとって試合とは重要なものであることは言うまでもありません。

その後の人生にも大きく左右します。

 

ですから独りよがりにならないでください。

適当に選手に触れないでください。

覚悟を持ってトレーナーも準備期、第一移行期、試合期を過ごしましょう。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。