今回は頚部と側方リーチの関係についてお話させていただきます。

 

 

RIOSアプローチでは、体幹と上肢の連動性を評価する方法とし

並進バランスを使います。

 

 

並進バランスとは座位姿勢で肩関節90°外転位の状態で側方へリーチし、

その位置で上肢(肩峰付近)に上から垂直方向に抵抗を加えて保持できるかをみる評価です。

 

 

上肢への外力に対して、

 

肩甲帯、体幹がしっかりと素早く連動して反応するかを見ていきます。

 

 

この並進バランスには頚部の機能も大きく関与してきます。

 

側方へリーチすることで体が傾斜するため立ち直り反応が生じます

 

 

この際、頚部の可動性が低下していると頚部での立ち直り反応が減弱し、

肩甲帯の動きも制限されます。

 

 

頚部、肩甲帯での立ち直りができないため、体幹、骨盤は前額面での傾斜に加えて水平面での骨盤の後方回旋、体幹前方回旋による

 

体軸内での回旋による姿勢平衡が生じます。

 

 

そのため、本来リーチ側の腹斜筋は遠心性の収縮で働くべきところが求心性の収縮をとってしまうため、体幹での保持ができないことがあります。

 

 

この場合、頚部の可動性をしっかりだすことで並進バランスが改善することを多く経験します。

 

そのため、体幹・上肢の連動性をみていくときは頚部の機能も視野に入れて評価していく必要があると考えます。

 

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。