私は年末年始に、全国高校サッカー選手権に帯同し、試合までのコンディショニングから試合後まで関わらせて頂きました。

全身全霊をかけて選手のケア、サポートに当たらせて頂き、結果は負けてしまいましたが、チームとしても、自分自身にとっても、とても大きな経験を得ることができました。

 

この経験をまた皆さんとシェアしていきたいと思います。

 

 

前回までは、試合で選手が最高のパフォーマンスをするための、ピーキングの一例としてカーボローディングという方法をお伝えしました。

今回は、選手とトレーナーの関係性と選手のコンディショニングについてお話ししていきたいと思います。

 

試合に向けて、身体的、精神的、栄養面でも100%に持っていくことの重要性はこれまでお話させて頂きました。

やはり、現場に出ているトレーナーの関わりとして多いのが、パフォーマンスに直結するものが多いかと思います。

 

一番重要なのは、事前に選手の良い状態、いわゆるコンディション100%の状態を知っておくということだと思います。

 

まずこれを知らなければ、選手と共にコンディショニングしていくことができません。

 

例えば、可動域が出て筋出力が出ていて、トレーナーが良い状態だと判断しても選手自身は、そうは思っていないかもしれません。練習や試合などで良い状態、悪い状態も選手と共有していなければそこで感覚の食い違いが出てきてしまいます。

 

普段の練習や試合の中での動きやコンディションを把握していなければ、選手との感覚の違いが生じてしまいます。

もちろん、「評価」「セルフエクササイズ」「フォーム指導」などの場面でコミュニケーションをしっかり取ることは重要で、そこで選手と共有することが大切なことだと感じています。

 

しかし、選手の微妙な感覚の違いや動きの質の部分などは、

コミュニケーションだけでは、解決しないものだと自分は思っています。

 

選手やチームのためにどれだけ本気の姿勢を普段から見せることができるか、選手に本気さが伝わり、選手自身もトレーナーに本気でぶつかり、信頼できるかがそういったなかなか数値には表せないような微妙な感覚のズレをなくしていく近道ではないかと思います。

 

選手は、言わずともトレーナーがどんな関わりをしているのか、どんな立ち振る舞いをしているのかを常に見ています。

その常日頃を見て、トレーナーに対しても本気で接してくれるようになります。

 

本気でトレーナーと接してくれるような関係性を選手と気付くことが、なによりも最初は重要であり、それがあってこそ選手と一緒に100%のコンディショニングを作り上げていくことができると思います。

 

 

これから現場に出て行こうと思っているトレーナーの方は、ぜひ選手やチームに全力で本気で向かっていってください。

大変なこともいっぱいありますが、得るものも計り知れません。

RIOSの仲間と共に選手のために、今年も全力で突き進んでいきましょう。

 

 

次回は、試合直前の選手とのコンディショニングについてお話ししていきたいと思います。

 

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。