今回は、足部外側側副靭帯の触診方法について、お話させていただきます。

 

足部外側側副靭帯の触診は、内反捻挫の機能評価、損傷部位の圧痛所見をとる際にとても重要となります。

 

足部外果周囲がいたい!

その痛みがどの組織にあたるのか。

筋?骨・関節?靭帯?・・・

 

まず、位置・走行を把握し、圧痛を診るにはその部位を触診できなければなりません。

 

 

外側側副靭帯は、距腿・距骨下関節の外側を補強する靭帯であり、その付着部により3つに分けられます。

1前距腓靭帯:外果前方‐距骨頚外側

2踵腓靭帯:外果遠位‐踵骨外側面

3後距腓靭帯:外果後方‐距骨外側結節

 

 

【動画解説】

足関節の肢位によって外側側副靭帯の緊張部位は変化するため、触診をする際に用います。

1前距腓靭帯

足関節底屈位により靭帯は緊張します。

底屈・内反にて距骨を前方に引き出すと靭帯に触れることができます。

2踵腓靭帯

踵骨回外(内反位)を加えることで踵腓靭帯の緊張し、触診しやすくなります。

※1.2は過去に捻挫の既往があり、靭帯が消失・伸張していると、触診できなかったり、触診しにくいことがあります。

3後距腓靭帯

足関節背屈位により、距骨を後方に誘導することで、靭帯の緊張に触れやすくなります。

 

 

外側組織の損傷の鑑別評価の一つとして、外側側副靭帯の触診についてお話させていただきました。

内反捻挫に限らず、足部疾患の評価においても上記の部位の触診は非常に重要となります。

 

RIOSでは、足部の運動器疾患セミナーとして、「足部機能改善のための評価・アプローチセミナー」を開催しております。