前回は、試合で選手が最高のパフォーマンスをするために、それぞれの選手のスタイルや求められる動きを考え、評価した上でコンディションを整える重要性をお話ししました。

 

今回は、具体的に選手のピークを試合に持っていく方法をお話ししていきたいと思います。

 
 
 

以前、RIOSトレーナーの星野が、ピリオダイゼーションについて、試合期の目標として、トレーニング強度を増大させるとともに、トレーニング量をさらに減少させることで、筋力とパワーをピークに高めることとお話されていました。

 

トレーニングの強度、量を考えていく上でピリオダイゼーションの考えは、非常に重要であると私も考えています。

 

では、実際に筋肉を動かしていくために必要なものは何になるでしょうか。

 

今回は栄養の観点から考えていきたいと思います。

(他の要素の関係ももちろんあります)

 
 
栄養の観点から考えると、エネルギーを供給する役割である炭水化物が不足していることで、十分に運動中の筋力を発揮することができないと言われています。

 

そこで、カーボローディング(グリコーゲンローディング)という方法があります。

 

このカーボとは、糖質に含まれる炭素原子の事で、ローディングとは積み込む、充填するということを意味しています。

 

これは、長時間にわたる有酸素性持久力運動前に、筋グリコーゲン量を高めるために使われる手法で、長距離走選手やサッカー選手、クロスカントリー選手など、有酸素性持久力を必要とする選手が後半にパフォーマンスが落ちないようにするために有効とされています。

 

人間の筋肉は、主に糖質をエネルギー源として動いているため、長時間の活動により、糖質がなくなることで、エネルギー切れを起こし、いわゆるバテてしまう状態となってしまいます。

 

筋力や持久力、技術があっても、当日にしっかり体を動かせる状況でなければ、選手は良いパフォーマンスをすることはできません。

 

最も副作用が少なく効果が高い方法として、

○試合の1週間前の週に、3日間高炭水化物力を取ると同時に、運動量の調整

していくこと。

◯食事は、炭水化物を1日に約600g、または体重1kg当たり810g含むものと

することで、筋グリコーゲンの貯蔵は通常より約2040%増加する

と言われています。

 

試合に帯同するトレーナーであれば、選手が試合前に何を食べているのか、必要な要素を取れているのかどうかにも目を配る必要があります。

 

実際に、監督やコーチに試合前に何を食べれば良いか、何が足りていないかを聞かれることもあります。(自分もありました。)

 

その際のツールとしてもそうですし、こういった栄養についても実践できるトレーナーであれば、より選手とともに最高のパフォーマンスに向けてコンディションを整えていけると思います。

 

トレーニング量や選手個々のフィジカル的な要素をしっかり評価し、例えば…

前日、前々日〜1週間前から右肩上がりにコンディションを100%に上げていく

ことも必要ですが、体を実際に動かすために、栄養面でも

計画的にピークまで持っていくことが重要だと考えます。

 

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。