今回は、股関節の安定性の評価についてお話しさせていただきます。

 

 

前回、サッカーでの「球際での強さ」を求めていく際の回旋可動性についてお話しさせて頂きましたが、可動性が高ければ高いほど強いというわけではありません。

 

もちろん、安定性や強さを求める大前提として可動性は必要不可欠です。

 

特に股関節は非常に自由度が高く、様々な方向への運動を求められます。

その上で、臼蓋に対して骨頭が求心位をとり続けることが、安定するために最も重要な要素だと考ええています。

 

そのためには、矢状面、前額面、水平面上全てにおいてバランスよく股関節周囲の筋肉の緊張が整い求心位を保持し続けられる安定性が重要となります。

 

なおかつ、さらに筋力を利用して相手との駆け引きを制することができることが、球際だけではなく、股関節制御における強さに繋がると考えられる。

 

今回は、まず簡単な方法で安定性の評価をしていきます。

 

(詳細は、以下の動画をクリック)

 

【方法】

①背臥位で他動的に股関節屈曲位とする(評価したい角度へ)

 →何を評価したいかで運動方向を変化させても可

②動きを誘導した手を離し、その場で保持できるかどうかを評価する

 (体幹や膝関節、足部の過活動がないかどうかも合わせて確認)

 →出力のタイミング、動揺の方向なども確認

 

※追加評価

①先ほど同様に股関節屈曲位とする。

②膝関節の内側、又は外側から抵抗を加え、スタート位置で動揺せずに保持できるかを評価する

 (体幹や膝関節、足部の過活動がないかどうかも合わせて確認)

 

 

不安定性が生じる方向タイミングをしっかり把握することが、その後のトレーニングの組み立てていく際に必要な情報となります。

 

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。