前回は、距腿関節を診ていくうえで必要な条件について配信させていただきました。

距腿関節の評価においては、歩行時の推進機能に関わる機能としても非常に重要であり、詳細に見ていく必要があります。

 

今回は、距骨下関節をテーマに書かせていただきます。

距骨下関節は足部と下腿とを繋ぐ重要な機関であり、足部から上位の骨・関節へ伝達する

キーポイントになる部分であります。

また、距骨自体に筋の付着はなく、中間的な役割をし、多関節からの影響を大きく受けます。

 

歩行時の距骨下関節に必要な関節可動域は、回内4°回外12°とされ、

Heel strikeFoot flat:下腿内旋・距骨下関節回内

Foot flatToe off:下腿外旋・距骨下関節回外

Toe offHeel strike:下腿内旋・距骨下関節回内

をするとされています。

 

距骨下関節アライメントにおける弊害・スポーツ障害

Loading Responseでの回内の可動性が足部の障害に大きく関与します。

1.過回内

ショパール関節回内・リスフラン関節外転を伴い、内側へ重心移動します。

後脛骨筋や長母趾屈筋、長趾屈筋が機能低下を併発していることが多く、シンスプリント、足底筋膜炎、アキレス腱障害、鵞足炎といったスポーツ障害をきたしやすくなります。

 

2.回内可動性の低下

ショパール関節回外・リスフラン関節の内転を伴い、外側へ重心移動します。

ここでは、腓骨筋の機能不全を併発していることが多く、腓骨筋腱炎、腸脛靭帯炎

等のスポーツ障害をきたしやすくなります。

 

RIOSでは動作分析により、筋出力・関節可動域の評価を進め、治療部位の特定をし、

プローチを行っています。

 

今回も、最後までお読みいただきありがとうございました。