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今回は「判断力を高めるための頚部の機能」についてお話させて頂きます。

どのスポーツにおいても「判断力」はとても重要な要素だと思います。
特にサッカーでは誰もが高めたいと考える要素です。

例えば味方からボールがくると足元にトラップをするのか、少し前に出してトラップをするのか、パスをするのか、シュートをねらうのかなど常に判断が必要となります。

1つの判断が遅くなることで試合の勝敗を決めてしまうこともあります。
 その判断を素早く行うために重要なことの1つが「頚を振る」ことです。
 頚を振ることで視野の確保ができ、まわりの状況を把握することができます。

 味方や敵の位置や動き、ゴールの位置などをあらかじめ把握することで次のプレーの判断が早くなります。

スペイン代表でバルセロナ所属のシャビ選手は試合中、味方からパスがくる間に23回頚を振っています。なんと1試合で500回以上も頚を左右に振っているそうです。
頭頸部の回旋は通常、左右合わせて約180°あります。眼球の水平運動は両眼で150°~160°(広い人は200°)あると言われているので、頚部と眼球の動きを合わせるとほぼ360°の視野を確保することができます。

この頚部の回旋は主に上位頚椎の環軸関節で行われます。
頚部の回旋可動域である180°の半分の90°は環軸関節によるものです。残り半分を中部から下部頸椎が各々で受け持ちます。


ではこの上位頚椎で可動域制限が生じた場合はどうなるでしょうか

上位頚椎の機能を担う後頭下筋群反射機能により眼球運動と関連を持っています。
そのため、後頭下筋群の機能が低下すると頚部の制限に加え眼球運動も制限される可能性がありさらに視野の確保が難しくなってしまいます。

頚部がしっかり動き、眼球運動が十分にあることで視野が確保され状況の把握ができ判断を高めることができます。

次回は後頭下筋群と眼球運動についてお話させて頂きます。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。