今回は大腰筋をしっかり使うためのトレーニングのお話をしていきたいと思います。

 

前回もお話しましたが、ボールトラップやキックの際の姿勢の安定(キックの際は蹴り足も関与)に

大腰筋が必要であるとお話ししました。また、大腰筋は抗重力筋であるため、本来は動きのなかで、

「勝手に使われている」状態がベストな状態であると考えられます。

 

しかし、トレーニングの経験のない選手や大腰筋をしっかり使って動く経験のない選手に対して、

勝手に使えている状態を感じろといっても難しいものがあります。

 

実際に高校生や一般のサッカー経験者でも、この大腰筋を使うことができない選手は多くいるように

思います。

 

 

そこで、自分が実際現場で使っている方法としては、

まずはあえて意識して大腰筋を使っている状態を作ることから始めます。

 

例えば)

膝立ちの状態で左右ともに臍から4〜5横指(小転子の辺り)の辺りを意識します。

そこを意識しながら左右への重心移動、さらには前にステップすることで大腰筋の活動を促して

いきます。

 

大腰筋は脊柱と大腿骨を跨ぐ筋肉であるため、膝立ちでしっかり筋活動ができることで体幹、股関節の

側方安定性が保たれ、前へステップすることができます。(もちろん他の要素も関与します)

 

その後、立位での練習へとレベルを上げていくという行程を踏み、動作に繋げていきます。

 

立位では、膝立ちよりもさらに多くの要素が混在しており、特に足底の感覚をしっかり捉えられて

いるかどうかが非常に重要になってきます。しかし、足底にのみ目を向けてしまっては、本来の目的

とする部分がしっかり賦活することは難しいように感じます。

 

そのため、トレーニングの目的を明確にし、トレーニングの際の姿勢の評価や実施後の効果判定が

非常に重要です。

 

 

私が現場に用いている「大腰筋が勝手に使えている状態」にもっていくための行程として

 

意識して使う意識せずに使う動作で使えるパフォーマンスが上がる

 

という順序でトレーニングを考え組み立てています。結果的にトラップが正確にできる、トラップ後の

一歩目のスピードが上がるように身体の面から関わっていければと思っています。

(もちろん技術的なトレーニングも必要です!)

 

 

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本日も最後までお読み頂きありがとうございました。