前回までは、試合に帯同するまでの準備のお話をさせて頂きました。

これまでお話した内容は、当たり前のことですが、最低限現場に出る上では知っておいた方が良いことか

と思います。当たり前のことを当たり前にしっかり現場でできるように常に準備しておく姿勢が

非常に重要になってきます。

 

今回からは、実際に試合や遠征に帯同する際のコンディショニングで関わる場面のことについてお話しして

いきたいと思います。

 

現在私は、普段は病院勤務をしており、平日の夜や休日を利用しチームに関わらせていただいております。

多くの方も実際そのようにして、病院等の勤務と並行してトレーナー活動を行っているかと思います。

 

そのため、毎日選手の状態を目で見て確認することができず、セルフエクササイズやトレーニングを指導

することが多いかと思います。もちろん、これらを指導することは、非常に重要なことで、その間の回復

過程や能力の向上に影響があるため必要なツールとなります。

 

しかし、注意しなければならないことは、

選手が本当の意味で怪我をする理由や痛みの原因、コンディションが

上がらない原因を理解できているかということです

 

特に試合前は普段以上に不安感や緊張感などの精神的な影響があること、また、連戦になればなるほど疲労

も蓄積しており、様々な要素が怪我やコンディションが上がらない原因を作ります。

 

その際に、安易にセルフエクササイズを指導してしまうと、例え効果的なセルフエクササイズでも、効果が

ないものとなってしまいます。もちろんトレーナーの徒手的な介入だけでも効果は上がりません。

 

ここで重要になることは、

① 選手の考えを聞くこと(なんでコンディションが上がらないのか原因を引き出す。気づきを引き出す。)

② トレーナーの評価からみた考えを伝え、選手に考えてもらうこと

③ 選手の考えとトレーナーの考えを照らし合わせてケアしていくこと

 

しっかりこのベースを元に、選手と一緒に原因を探しケアやトレーニングを行うことが非常に重要です!

 

ここがしっかりできた時にセルフエクササイズも効果的なものとなり、選手の

コンディションも上がり、パフォーマンスの向上に繋がっていきます。

 

これらはRIOS代表である庄司の教えですが、常に選手と相談しながら一緒に進めていくことが最も重要な

ことであると、私自身も何度も帯同する機会を頂いて気づけてきたことです。

 

治療技術や効果的なセルフエクササイズの指導ももちろん重要ですが、選手とのコミュニケーションという

部分を今一度深く考え、重要視してみてはいかがでしょうか。

 

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。